旧『そ れ は 突 然 の 嵐 の よ う に』です。
ア イ シ ー ル ド 21 ヒ ル ま も ss 中心。
いらっしゃらないとは思いますが、禁無断転載でお願いします。
ヤメピさんの『against the wind』で15,000HIT御礼&移転記念絵のDLFイラストをゲットしてきました~。おめでとうございます♪
うーふーふー色っぽーい!!そして恒例のように触発SSを書かせて頂きましたw
素敵なイラストとはかけ離れた話を書いてしまったのですが、よろしければどうぞ~。
うーふーふー色っぽーい!!そして恒例のように触発SSを書かせて頂きましたw
素敵なイラストとはかけ離れた話を書いてしまったのですが、よろしければどうぞ~。
+ + + + + + + + + +
彼女はドレスを着せられ、一人ぽつねんと立たされていた。
正確には、脂ぎった富豪と呼ばれる中年男の隣に。
でっぷりと太った富豪は十指全てに大きな宝石のついた指輪をはめ、それに飽きたらず全身をじゃらじゃらと貴金属で覆っている。確かに彼には金はあるかもしれないが、気品の欠片もない。
その姿に眉を寄せる者も多くいた。
しかし彼はそんな視線など気にもしない。傍らに立つ美しい『幸運の女神』と呼ばれる彼女が隣にいる限り、このカジノでは、いや全世界のカジノで負ける事はないからだ。
彼女がひとたびダイスを振れば必ず望む目を出し、ルーレットにチップを載せればその目が必ず選ばれる。
ブラックジャックを行っても、まるで見えているかのように彼女はぴたりと21を呼び寄せた。
彼女は一度たりともいかさまをしていない。
それは周囲から忌々しげに様子を伺うカジノ従業員たちの視線からも明らかだ。もし彼女が何か一つでも怪しい仕草を見せれば、たちまち彼らが手を出すはずなのに、一向にそれはない。
夥しい監視カメラの前でも、一時も反らされない周囲の視線の中でも、彼女は何一つ特別な事をしていない。
もしやカジノ側のやらせでは、と野次馬が詰っても、最終的にカジノの経営者が頭を下げて彼女にゲームをさせないように懇願する様を何度も見せつけられてそれは違うのだと思い知る。実際、世界を股に掛けてありとあらゆるカジノで彼女はゲームをしたし、それで負けたことは一度もない。
今では彼女が側にいるだけで、富豪の側に近寄る者はいない。
カジノの経営者たちばかりが自らの首を賭けるようなゲームをさせられている状態だ。
「はぁっはっはっ! やはりお前がいると負け知らずだな!!」
口角から泡を飛ばして笑う富豪に、彼女は微動だにしない。まるで人形のような温度のない表情。
増え続ける金にのみ興味を示す彼には彼女の表情などどうでもいいこと。
ただ毎日、思う存分金を使い、金が減ってきたら彼女になにかしらのゲームをさせる。
そうしたら不足を補ってあまりある金が再び富豪にもたらされるのだ。
富豪はただ嗤った。彼には金と、金で買える生活だけが全てだ。
「おーおー景気のいい事だな」
聞き慣れない声を、富豪の耳が拾った。
そして顔をそちらに向け、一瞬ぎょっとする。
そこには金髪を天に逆立て、尖った耳と牙を惜しげもなく晒す悪魔のような男がいたからだ。
「アンタがやってるのか?」
「はっは! ほんの端金だ」
普通に会社で骨身を惜しんで働く者が聞いたら怒りを通り越して笑いすら出そうな金額を、端金と言う富豪。
そんな彼に男はにやりと笑って見せた。
「ホー。なら、俺と勝負してみねぇか」
「ほう? 腕に自信があるのかね」
「金ならある」
そして彼がぱちんと指を鳴らすと、背後にいた男たちが手にしていたアタッシュケースを持ち上げた。
おもむろにテーブルの上で開かれたそれに富豪は目を瞠る。
札束が詰まっているのかと思っていたのだが、そこにあったのは紙切れではなく黄金の輝きだった。
金塊。それも夥しい量の。
テーブルに響いた振動と、腐ってはいるが金に執着する者の目で、それは偽物ではないとすぐに知れた。
「賭けないか?」
「・・・何を、だね?」
「そこの女・・・」
「それは断る」
即座に断った富豪に、男はにやにやと笑った。
「まあ待てよ。そこの女そのものを賭けるにはこの量じゃ少ねぇだろ」
彼女がどんな存在なのか、この男はちゃんと知っているようだ。
「その女のキス、それだけだ」
「・・・ほう?」
「ゲームは一度きり、俺が負ければこれは全部アンタのもんだ。俺が勝てば幸運の女神のキス一回。悪い話じゃねぇだろ」
彼は目の前の金塊と、隣に立つ彼女の顔を交互に見た。
富豪にとっても目の前の金塊は確かに魅力的で、負けてもたかが彼女のキス一回であればなんの痛手もない。
にやにやと笑う男に、富豪も同じように笑いかける。
「いいだろう。なんのゲームを?」
「コイントス」
ぴん、と彼は一枚のコインを取り出した。そこには小細工らしきものはない。
「表か裏か、それだけだ」
完全に運に任せる手法に、富豪も頷いた。
男はぴん、と高くコインを弾き飛ばした。そして落ちてくるそれを手の甲にのせ、手のひらで覆う。
「表か裏か」
問われ、富豪は表を選んだ。男はでは俺が裏だな、と言う。
そろりと手が外され、そこに光るコインの模様は表。
富豪は苦々しく舌打ちした。
「俺の勝ちだな」
「ああ。約束だしな。仕方あるまい」
彼女は誘われるがままに男の隣に立つ。
「キスを」
彼女は促されるまま、瞳を閉じて彼の首に腕を絡めた。
その唇が触れるかどうかの刹那。
「残念だったな、糞天使」
その柔らかい髪を慈しむように左手に絡め、彼の右手が真っ直ぐに伸ばされる。
「何を・・・」
するつもりだ、という言葉を発する前に、富豪は周囲の喧噪がいつの間にか無くなっている事にようやく気が付いた。
誰もいない。
目の前の男と、彼女以外の、誰も。
カジノの中は気味が悪いくらいに人影が無く、照明ばかりが眩い。
先ほどまでいたはずの大勢の観客も男が連れていた者たちも、忽然と消え去っている。
そして男の周囲が気味悪い程黒ずんでいる。男はにたにたと笑っているが、尋常な気配ではない。
なんだ、これは。
混乱する富豪に、男の手にいつの間にか出現した銃がぴたりと照準を合わせていた。
「俺の勝ちだ」
そして躊躇いなく、銃声。
ふう、と彼女はため息をついた。
「俺の94勝目。テメェもいい加減諦めろ」
「まだ猶予はあるわ」
「どうだか。100勝目なんてもうすぐだぜ」
にやにやと笑われて、彼女はふいと顔を逸らす。
「どうして人間ってこんなに物忘れ激しいのかしら。たかだか数年前のことでさえ覚えていられないなんて」
「愛すべき存在に対して随分な言いぐさだナァ」
「ここまで連続で負けたら愛も無くなるわよ!」
「おーおー、じゃあそのままさっさと愛想つかしちまえ」
言葉を交わす二人の足下に転がっている富豪を見つけた人々が大騒ぎしている。
苦悶の表情で胸をかきむしる彼には傷一つ無いが、既に事切れている。
しかし誰も二人を見つける事はできない。
なぜならば、二人は人に在らざる者たちだから。
男の名はヒル魔。死を与える悪魔。
女の名はまもり。慈愛の天使。
ヒル魔の悪魔手帳に記載された者たちを救うべく天から遣わされた彼女に、ヒル魔は賭を持ちかけた。
まもりがヒル魔の手帳から選んだ人間に自らを守らせ、その者に一度だけ行うヒル魔の誘惑に対して彼女を守れたらその人間の名前を手帳から消す。もし守りきれなかったらその人間はヒル魔によって死を与えられる。勝負は100回、それまでに一度でもまもりが勝てばヒル魔は改心すると約束した。
それを、まもりは一度なら勝てると軽く見ていた。
悪魔の誘惑になど、天使が慈しみ愛する人間ならば靡かないだろうとも。
しかし。
まもりがどれほどに慈しみ、愛し、心を砕いて説得しても。彼らの願いを全て叶えても、いずれは目の前の欲に溺れ、そうしてまもりのことを守るということも、自らの命さえ危ないということさえ忘れてしまう。
悪魔の誘惑に容易く足を踏み外してしまう。
人々は愛すべき弱い存在だ、と神に言われてはいたけれど、あまりに脆弱なその心に、まもりは次第に人間を倦んでいく。やがてはその存在を慈しみ愛するように告げた神さえも。
「次は誰を選ぶんだ?」
「んもう! 今度こそ見てらっしゃい!」
ひらひらと振られた手帳を取り上げ、まもりはその中から適当な候補者を選ぼうとやっきになっている。
にやにやと笑うヒル魔の指先が、まもりの羽にそっと触れる。
最初は純白に光り輝いていたそれは、まもりが人を倦む度に次第に白さを失っていった。
「次はもう少し骨のあるヤツ選べよ」
「判ってるわよ」
口では威勢良く文句を言いながら、まもりの目はどこか疲れている。
信じるたびに裏切られ続ける苦痛に、心が削られているのだ。
神なんぞの御遣いなんて大層な肩書きなんて最早重いだけだろう。
愛しても愛されないことに自らの存在意義さえ危ういのだろう。
ヒル魔は喉の奥で低く笑う。
早く気付け。
悪魔の誘惑に勝てる者などこの世に存在しないのだと、この腕に墜ちて自ら思い知るがいい。
***
結構ひねくれている自覚のある私は、ヒル魔さんを悪魔・まもりちゃんを天使とする話を書いてなかった事に最近気づきまして。一本は書きたいなあと思っていたところにこの素敵イラストを拝見してばっと話が浮かんでしまったので勢いでまた書きました。反省は・・・前回しなくていいよとヤメピさんが仰ってくれたのでしません(笑)
ヤメピさん、素敵イラストをありがとうございましたー!!
このSSはヤメピさんへ捧げます。煮るなり焼くなりお好きにどうぞ♪
正確には、脂ぎった富豪と呼ばれる中年男の隣に。
でっぷりと太った富豪は十指全てに大きな宝石のついた指輪をはめ、それに飽きたらず全身をじゃらじゃらと貴金属で覆っている。確かに彼には金はあるかもしれないが、気品の欠片もない。
その姿に眉を寄せる者も多くいた。
しかし彼はそんな視線など気にもしない。傍らに立つ美しい『幸運の女神』と呼ばれる彼女が隣にいる限り、このカジノでは、いや全世界のカジノで負ける事はないからだ。
彼女がひとたびダイスを振れば必ず望む目を出し、ルーレットにチップを載せればその目が必ず選ばれる。
ブラックジャックを行っても、まるで見えているかのように彼女はぴたりと21を呼び寄せた。
彼女は一度たりともいかさまをしていない。
それは周囲から忌々しげに様子を伺うカジノ従業員たちの視線からも明らかだ。もし彼女が何か一つでも怪しい仕草を見せれば、たちまち彼らが手を出すはずなのに、一向にそれはない。
夥しい監視カメラの前でも、一時も反らされない周囲の視線の中でも、彼女は何一つ特別な事をしていない。
もしやカジノ側のやらせでは、と野次馬が詰っても、最終的にカジノの経営者が頭を下げて彼女にゲームをさせないように懇願する様を何度も見せつけられてそれは違うのだと思い知る。実際、世界を股に掛けてありとあらゆるカジノで彼女はゲームをしたし、それで負けたことは一度もない。
今では彼女が側にいるだけで、富豪の側に近寄る者はいない。
カジノの経営者たちばかりが自らの首を賭けるようなゲームをさせられている状態だ。
「はぁっはっはっ! やはりお前がいると負け知らずだな!!」
口角から泡を飛ばして笑う富豪に、彼女は微動だにしない。まるで人形のような温度のない表情。
増え続ける金にのみ興味を示す彼には彼女の表情などどうでもいいこと。
ただ毎日、思う存分金を使い、金が減ってきたら彼女になにかしらのゲームをさせる。
そうしたら不足を補ってあまりある金が再び富豪にもたらされるのだ。
富豪はただ嗤った。彼には金と、金で買える生活だけが全てだ。
「おーおー景気のいい事だな」
聞き慣れない声を、富豪の耳が拾った。
そして顔をそちらに向け、一瞬ぎょっとする。
そこには金髪を天に逆立て、尖った耳と牙を惜しげもなく晒す悪魔のような男がいたからだ。
「アンタがやってるのか?」
「はっは! ほんの端金だ」
普通に会社で骨身を惜しんで働く者が聞いたら怒りを通り越して笑いすら出そうな金額を、端金と言う富豪。
そんな彼に男はにやりと笑って見せた。
「ホー。なら、俺と勝負してみねぇか」
「ほう? 腕に自信があるのかね」
「金ならある」
そして彼がぱちんと指を鳴らすと、背後にいた男たちが手にしていたアタッシュケースを持ち上げた。
おもむろにテーブルの上で開かれたそれに富豪は目を瞠る。
札束が詰まっているのかと思っていたのだが、そこにあったのは紙切れではなく黄金の輝きだった。
金塊。それも夥しい量の。
テーブルに響いた振動と、腐ってはいるが金に執着する者の目で、それは偽物ではないとすぐに知れた。
「賭けないか?」
「・・・何を、だね?」
「そこの女・・・」
「それは断る」
即座に断った富豪に、男はにやにやと笑った。
「まあ待てよ。そこの女そのものを賭けるにはこの量じゃ少ねぇだろ」
彼女がどんな存在なのか、この男はちゃんと知っているようだ。
「その女のキス、それだけだ」
「・・・ほう?」
「ゲームは一度きり、俺が負ければこれは全部アンタのもんだ。俺が勝てば幸運の女神のキス一回。悪い話じゃねぇだろ」
彼は目の前の金塊と、隣に立つ彼女の顔を交互に見た。
富豪にとっても目の前の金塊は確かに魅力的で、負けてもたかが彼女のキス一回であればなんの痛手もない。
にやにやと笑う男に、富豪も同じように笑いかける。
「いいだろう。なんのゲームを?」
「コイントス」
ぴん、と彼は一枚のコインを取り出した。そこには小細工らしきものはない。
「表か裏か、それだけだ」
完全に運に任せる手法に、富豪も頷いた。
男はぴん、と高くコインを弾き飛ばした。そして落ちてくるそれを手の甲にのせ、手のひらで覆う。
「表か裏か」
問われ、富豪は表を選んだ。男はでは俺が裏だな、と言う。
そろりと手が外され、そこに光るコインの模様は表。
富豪は苦々しく舌打ちした。
「俺の勝ちだな」
「ああ。約束だしな。仕方あるまい」
彼女は誘われるがままに男の隣に立つ。
「キスを」
彼女は促されるまま、瞳を閉じて彼の首に腕を絡めた。
その唇が触れるかどうかの刹那。
「残念だったな、糞天使」
その柔らかい髪を慈しむように左手に絡め、彼の右手が真っ直ぐに伸ばされる。
「何を・・・」
するつもりだ、という言葉を発する前に、富豪は周囲の喧噪がいつの間にか無くなっている事にようやく気が付いた。
誰もいない。
目の前の男と、彼女以外の、誰も。
カジノの中は気味が悪いくらいに人影が無く、照明ばかりが眩い。
先ほどまでいたはずの大勢の観客も男が連れていた者たちも、忽然と消え去っている。
そして男の周囲が気味悪い程黒ずんでいる。男はにたにたと笑っているが、尋常な気配ではない。
なんだ、これは。
混乱する富豪に、男の手にいつの間にか出現した銃がぴたりと照準を合わせていた。
「俺の勝ちだ」
そして躊躇いなく、銃声。
ふう、と彼女はため息をついた。
「俺の94勝目。テメェもいい加減諦めろ」
「まだ猶予はあるわ」
「どうだか。100勝目なんてもうすぐだぜ」
にやにやと笑われて、彼女はふいと顔を逸らす。
「どうして人間ってこんなに物忘れ激しいのかしら。たかだか数年前のことでさえ覚えていられないなんて」
「愛すべき存在に対して随分な言いぐさだナァ」
「ここまで連続で負けたら愛も無くなるわよ!」
「おーおー、じゃあそのままさっさと愛想つかしちまえ」
言葉を交わす二人の足下に転がっている富豪を見つけた人々が大騒ぎしている。
苦悶の表情で胸をかきむしる彼には傷一つ無いが、既に事切れている。
しかし誰も二人を見つける事はできない。
なぜならば、二人は人に在らざる者たちだから。
男の名はヒル魔。死を与える悪魔。
女の名はまもり。慈愛の天使。
ヒル魔の悪魔手帳に記載された者たちを救うべく天から遣わされた彼女に、ヒル魔は賭を持ちかけた。
まもりがヒル魔の手帳から選んだ人間に自らを守らせ、その者に一度だけ行うヒル魔の誘惑に対して彼女を守れたらその人間の名前を手帳から消す。もし守りきれなかったらその人間はヒル魔によって死を与えられる。勝負は100回、それまでに一度でもまもりが勝てばヒル魔は改心すると約束した。
それを、まもりは一度なら勝てると軽く見ていた。
悪魔の誘惑になど、天使が慈しみ愛する人間ならば靡かないだろうとも。
しかし。
まもりがどれほどに慈しみ、愛し、心を砕いて説得しても。彼らの願いを全て叶えても、いずれは目の前の欲に溺れ、そうしてまもりのことを守るということも、自らの命さえ危ないということさえ忘れてしまう。
悪魔の誘惑に容易く足を踏み外してしまう。
人々は愛すべき弱い存在だ、と神に言われてはいたけれど、あまりに脆弱なその心に、まもりは次第に人間を倦んでいく。やがてはその存在を慈しみ愛するように告げた神さえも。
「次は誰を選ぶんだ?」
「んもう! 今度こそ見てらっしゃい!」
ひらひらと振られた手帳を取り上げ、まもりはその中から適当な候補者を選ぼうとやっきになっている。
にやにやと笑うヒル魔の指先が、まもりの羽にそっと触れる。
最初は純白に光り輝いていたそれは、まもりが人を倦む度に次第に白さを失っていった。
「次はもう少し骨のあるヤツ選べよ」
「判ってるわよ」
口では威勢良く文句を言いながら、まもりの目はどこか疲れている。
信じるたびに裏切られ続ける苦痛に、心が削られているのだ。
神なんぞの御遣いなんて大層な肩書きなんて最早重いだけだろう。
愛しても愛されないことに自らの存在意義さえ危ういのだろう。
ヒル魔は喉の奥で低く笑う。
早く気付け。
悪魔の誘惑に勝てる者などこの世に存在しないのだと、この腕に墜ちて自ら思い知るがいい。
***
結構ひねくれている自覚のある私は、ヒル魔さんを悪魔・まもりちゃんを天使とする話を書いてなかった事に最近気づきまして。一本は書きたいなあと思っていたところにこの素敵イラストを拝見してばっと話が浮かんでしまったので勢いでまた書きました。反省は・・・前回しなくていいよとヤメピさんが仰ってくれたのでしません(笑)
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HN:
鳥(とり)
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女性
趣味:
旅行と読書
自己紹介:
ついうっかりブログ作成。
同人歴は読み専門も含めると二桁は楽勝。
よろしくお願いいたします。
【裏について】
閉鎖しました。
現在のところ復活の予定はありません。
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【裏について】
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